乳がんは自分で見つけることができる可能性が高いがんです。日頃から定期的に自分の胸の状態を“見て” “触って” “知って”おくことで、些細な変化に気付くことができます。
月に1回、下記の手順でセルフチェックを行う習慣を身につけましょう。セルフチェックは、月経終了後の1週間くらいの間に行うとよいでしょう。月経周期後半から月経終了までの間は乳房に痛みや張りがあり、正確な判断がしづらい場合があるためです。閉経後の人は月に1度、日にちを決めて行うとよいでしょう。
しこりの原因は人によってさまざまであり、乳がん以外の原因も多く考えられます。少しでも異常を見つけたら、早めに診察を受けるようにしましょう。
自己検診で異常がなかった人も、乳がん検診を定期的に受けましょう。また、乳がん検診で「異常なし」といわれた場合でも、自己検診は続けましょう。
検診の対象ではない40歳未満の方も、自己検診をしっかり行うことが大切です。

乳腺エコー検査は身体に害のない検査です

最近、様々な著名人が乳がん発症を告白され、乳がんの認知度はますます高まっています。乳がんに対する検査としては、「マンモグラフィー検査」が良く知られていますが、マンモグラフィー検査と同様、「乳腺エコー検査」も非常に重要です。

「マンモグラフィー検査」は特に、乳がんに特徴的なカルシウム沈着（石灰化）を見つけるのが得意であるのに対して、「乳腺エコー検査」では、“しこり”の性質を調べることが得意です。様子を見てもよい“しこり”なのか、あるいは精密検査が必要な“しこり”なのかがよく分かります。さらに、「乳腺エコー検査」は身体に対して害がありません！赤ちゃんにも行うことができる検査です。「マンモグラフィー検査」と異なり、乳房を圧迫しませんので痛みもありません。
最近、乳がん検診を受けていない方、受けたけど、精密検査が必要だと言われた方、何か気になる症状がある方、まずは身体に無害で痛みのない当院の「乳腺エコー検査」で気になる悩みを解決しましょう！当院の院長は、長年、乳がん治療にも携わり、「検診マンモグラフィ読影認定医」の資格も有しております。「乳腺エコー検査」の結果、さらに精密検査が必要な場合には、ご希望に応じて、日本の乳がん治療をリードする名古屋市立大学乳腺外科医が勤務する近隣医療機関を直接ご紹介させて頂きます（私の出身大学ですので、確実な意思疎通の下、スムースにご紹介させて頂けます）。当院は土日午前も診察します。乳腺の気になることはいつでもご相談下さい！