熱が出た
大半は感染症によるものと考えられます。上気道炎・咽頭炎・扁桃炎・中耳炎といった軽症の疾患から気管支炎・肺炎・尿路感染症・髄膜炎・敗血症・不明熱など、緊急入院を要する疾患の可能性もあり得ますので、早めに受診されることをお勧めします。
お腹が痛い
お子さんの腹痛の多くは便秘が原因ですが、腸重積・腸閉塞・急性虫垂炎など、直ちに精密検査や治療が必要な疾患の可能性もあり得ます。当院では身体に害のない超音波検査を行い、的確な診断をつけることを心がけております。
吐いてしまう
一般的な嘔吐症の他、発熱や下痢を伴って吐く場合には感染性胃腸炎の疑いがあります。頭痛を伴って吐く場合には髄膜炎の可能性もあり得ます。また、せきがひどいと吐いてしまうこともあります。このように嘔吐には様々な原因が考えられますので、早めに受診されることをお勧めします。
下痢気味
カンピロバクターやサルモネラなどの細菌性下痢、ロタウィルス、ノロウィルスなどのウィルス性下痢といった急性の下痢と、吸収不良症候群、反復性下痢などの慢性の下痢の場合もあり得ます。嘔吐と同様、様々な原因が考えられますので、早めに受診されることをお勧めします。
呼吸が苦しい
気道が狭くなったり、肺でのガス交換(酸素を取りこみ二酸化炭素を排出する)がうまくいかなくなると、呼吸が苦しいと感じる場合があります。肺炎、ぜんそく、クループ、肺水腫等、すぐに対処しなければならない疾患の可能性もあり得ます。当院は日曜も診療しています。呼吸が苦しいと感じる時には、早めに受診されることをお勧めします。